児童発達支援&放課後等デイサービス
こちらは奈良県で児童発達支援と放課後等デイサービスを始めようとされる方へのご案内ページです。 |
最近は(一時よりはだいぶ減りましたが)、どこかの業者が児童発達支援と放課後等デイサービスの開業セミナーというのを開催されているのをよく見かけます。グループホームの開業セミナーというのもよく見かけます。
コロナ禍において儲かる事業ということで宣伝されているようですが、私どもが日々お手伝いさせていただいている現状から言いますと、そうなのかなぁと思うところです。
その実態はさておき、日々の皆様のお手伝いの立場から言いますと、福祉の事業は儲かる儲からないということよりも、誰かのために役に立ちたい、社会の問題を自分の立場から解決したい、そういったお志をお持ちの方が多くいらっしゃることは確かです。
よって、事業運営で儲かったとしても、儲かったお金は従業員の方々と利用者の方の利便性向上のために還元していくのがこの事業の特徴であるように思います。
何とか一儲けしてやろう、という気持ちで始められる方には向いていないように思います。福祉はやはり福祉であって、私利私欲を満たすためのものではないと思います。
ずいぶん後ろ向きなことを書きましたが、ここまでお読みいただいた皆様は、社会の問題を解決し、誰かの笑顔が見たい、人様の役に立ちたい、何かがしたい、そういう志の方ばかりであると思います。こちらも安心して事業のご紹介ができます。
児童発達支援の概要
児童発達支援では、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練、その他必要な支援を行います。
対象
療育の観点から集団療育及び個別療育を行う必要があると認められる未就学の障害児が対象です。
基本方針
児童発達支援に係る指定通所支援の事業は障害児が日常生活における基本的動作及び知識技能を習得し、並びに集団生活に適応することができるよう、当該障碍児の身体及び精神の状況並びにその置かれている環境に応じて適切かつ効果的な指導及び訓練を行うものでなければならない。
どんなところ?
児童発達支援では、心身の発達を促し、体力や言語能力などの日常生活に欠かせない能力を伸ばし、サポートしていくことが求められています。
対象は0歳から6歳ということですが、おもには3歳から5歳くらいではないかと思います。小学校に通う前のお子さんが、通ってきて、遊びを通して、いろいろな能力を身に着けていくところだとイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
放課後等デイサービスの概要
放課後等デイサービスでは授業の終了後又は学校の休みの休業日に、施設に通い、生活能力の向上のための必要な訓練、社会との交流の促進その他必要な支援を行います。
対象者
学校教育法第一条に規定している学校(幼稚園及び大学を除く)に就学しており、事業の終了後又は休業日に支援が必要と認められた障害児が対象です。
基本方針
放課後等デイサービスに係る津指定通所支援の事業は、障害児が生活能力の向上のために必要な訓練を行い、及び社会との交流を図ることができるよう、当該障害児の身体及び精神の状況並びにその置かれている環境に応じて適切かつ効果的な指導及び訓練を行うものでなければならない。
どんなところ?
主に6歳から18歳(場合によっては20歳)までの障害のある子供たちが学校が終わった後や学校が休みの日に通って支援を受けるところです。
児童発達支援と放課後等デーサービスは同じ人員と設備で運用することができるため、多機能型事業所として運営されることも多くあります。
児童発達支援と放課後等デイサービスの開業には法人格を取得(会社の設立)し、指定申請を受けることが必要です。当事務所では会社の設立から指定申請、融資、各種契約書、処遇改善までトータルにサポートいたします。
開業に際しては、場所をどこにするか、どんな建物であるかが重要となってきます。建物を契約される前にご相談いただくことをお勧めいたします。なお、場所や建物に関しての無料相談は行っておりません。