入札参加資格審査申請(通称:指名願い)とは
入札参加資格審査申請とは
公共工事の入札に参加するためには、各発注機関(国、県、市町村等)ごとに入札参加資格の申請を行う必要があります。
これを「入札参加資格審査申請(通称:指名願い)」と言います。
建設業許可を受け、経営事項審査を受け、指名願いを申請し、そこで初めて公共工事の入札に参加できます。
経営事項審査と指名願い
公共工事の受注を希望する場合、国や都道府県、市町村、公社などに、入札参加資格の申請(指名願い)を行います。
その際、国や地方公共団体などは、
・客観的事項の評価(経営事項審査の点数)
・主観的事項の評価(公共工事の発注機関ごとに独自に評価する項目。具体的な工事の性格、地域の実情、発注機関の目的などに基づくもの)
などを基に建設業者をABC・・・とランク付けを行います。
発注金額はそのランクに応じて段階的に分けられています。
ランクが高いほど、大きな請負金額の工事が受注できるチャンスがあります。
また、大企業が小規模工事にまで進出し、中小企業が価格競争で負けてしまうこと等を防ぐ等、
建設業界の健全な発展を支援し、建設業者間の適正な競争を保護する目的もあるのです。
次のページで、入札参加資格の要件についてご説明いたします。
→入札参加資格の4つの要件