中古自動車販売業は要注意
古物商の13品目の中でも「自動車(部品含む)」を扱う場合、 他の品目よりも審査が厳しく、 下記のように申請者に対して求められることが多くなっておりますのでご注意ください。 |
保管場所として大きなスペース(駐車場)を備えていること
買い取った自動車を一時的に保管する十分なスペースを備えていなければなりません。
管轄によって多少異なる場合もありますが、基本的には、
駐車場を借りている場合は契約書を、
自宅にガレージ等のスペースがある場合は図面や登記簿謄本等を、
それぞれ添付する必要があります。
これは仕入れた中古車の路上駐車等の問題を防ぐためです。
最低何台分のスペースがいるかは、管轄によって基準の差がありますので、事前に確認するのが良いでしょう。
盗難車を見抜く知識、注意力、判断力があること
中古車を扱う古物商の方には、盗難車のような怪しい物件を見極められる程度の自動車の知識(車体番号の場所等、自動車に対する最低限の知識)や注意力、判断力を求められます。
これは、中古自動車やその部品は売買単価が比較的高額で、窃盗等の犯罪が起こりやすくなっているためです。
万が一盗難車を買い取ってしまうと窃盗犯に利益を与え、
その後の自動車の窃盗をも助長してしまうことになりかねません。
そのため、売買の際に十分な注意を払うことができる人物であるかどうかが大切な審査基準の一つでもあるのです。