秘密証書遺言とは

　秘密証書遺言は、公正証書遺言と同じように公証役場で作成するのですが、遺言書の内容を密封して、公証人も内容を確認できないところが、その相違点です。

　自筆証書遺言と秘密証書遺言は､作成時点でその内容を本人以外に知られることがなく､プライバシーを守ることができますが､本人の死後に家庭裁判所で検認の手続きが必要となります｡

・遺言内容の秘密を確保できる

・費用が掛かる
・開封時、遺族は家庭裁判所の検認が必要
・検認を経ないで遺言を執行すると５万円以下の過料に処せられる
・遺言したこと自体は公証人と２人の証人（計３人の他人）に知られる

遺言・相続についての無料相談・お問合せはこちらから