相続税の計算方法について
相続税は、遺産の額(債務などを控除した正味の遺産額)が基礎控除額を超える場合に、その超える部分(課税遺産総額)にかかります。
ここでは、おおまかな相続税の計算方法の流れをご紹介します。
ステップ1 課税価格の計算 |
「相続財産の価格」+「みなし相続財産」-「債務・葬式費用の金額」+ 「(A)相続時精算課税の適用を受けた贈与財産・(B)Aを除く3年以内の贈与財産」 |
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ステップ2 課税遺産総額の計算 |
「課税価格」- 「基礎控除額(平成27年より、3000万円×法定相続人の数×600万円)」 |
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ステップ3 相続税の計算 |
【相続税の総額を算出】 「課税遺産総額」×「各人の法定相続割合」×「税率」-「控除額」 ※これを相続人ごとに行って合計する |
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【各人の相続税額を算出】 |
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【各人の税額の加算・控除】 これらの加算または控除後の金額が実際に納付すべき相続税額となります。 |